分娩部門

佐藤ホッグファームスタッフの一日

8:00業務開始
夜のうちにお産をした母豚を確認して回ります。
8:15餌を与える
基本的に、いつでも食べられるよう準備しておくのですが、量の制限がある豚には確認しながら餌を与えます。その際に豚の観察も行います。
母豚がきちんと餌を食べているか、お産によって具合が悪くなっていないかを確認して回ります。
空調や餌、給水などは自動ですが、豚の体調管理は人が見てあげないといけないので、よく観察も行います。
9:00分娩処置
お産をしていた母豚の子豚が元気に育つように、体重測定、鉄剤の注射などを行います。切歯は行いません。
10:00里子
豚は子豚を沢山産むので、産み過ぎて育てられなさそうな子豚を他の母豚に里子に出します。
11:00去勢
可哀想なのですが、雄は睾丸を取ります。成長してしまうと豚の体にも負担がかかるので、早めに雄は去勢します。雄の睾丸を取り除かないと成長してから肉が固くなり、臭くなるので行います。
12:00お昼休憩
休憩室でご飯を食べます。今日の仕事の進み具合や連絡なども行います。
13:00分娩舎見回り
豚を観察しながら、餌を回して貯めておきます。
13:30分娩舎水洗
子豚が大きくなると離乳という作業をします。離乳した子豚は別の豚舎へ、離乳された母豚は母豚の豚舎へ、それぞれ移動します。子豚も母豚もいなくなった部屋は、次のお産に備えて、きれいに洗います。
糞や汚れなどはもちろんですが、目に見えない細菌やウィルスなどを除去するために、十分に洗浄機で洗い、仕上げに消毒を行います。
15:00小休憩
15:30仔豚餌付
離乳間際の子豚に餌（人工乳）慣らしで餌を少量与えます。
16:00給餌
母豚に餌を与えます。
16:30フィニッシュ
各豚舎の温度管理や異常がないかを確認します。
17:00終業
日報を書いて、一日のデータをタブレット入力して退社